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臨床研究について



臨床研究が必要な理由

臨床研究とは、患者さんにご協力頂き、病気の原因の解明、病気の予防・診断・治療の改善、患者さんの生活の質の向上などのために行う医学研究のことです。
近年寿命は延びる一方ですが、足腰の衰えから寝たきりになったり、おしっこの悩みや認知症のために元気にご自宅で暮らせなくなるが激増しています。歳だから諦めるしかない、という方もおられますが、私たちが行ういろいろな臨床研究の成果をもとに診療の幅を拡げ質を高めることで皆様の健康寿命を延ばすことができる、と信じています。

臨床研究の正当な進め方

臨床研究の中には、(1)個別に患者さんやご家族に説明してご理解いただき、その上で同意を頂く方式と、(2)直接の説明や同意をいただく手続きに代えて、研究に関係する情報を公開する方式の研究があります。(2)情報を公開する方式の研究は、主として通常の診療で得られた検体やカルテなどの診療記録から得られたデータを分析・集計するなどして行なうもので、当院で行う臨床研究の大多数はこの方式にあたります。このような研究は、文部科学省・厚生労働省の「人を対象とする医学研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得るのではなく、研究内容の情報を公開することが必要とされております。

現在当院で実施中の臨床研究の公開

当院では現在、以下の臨床研究を実施しております。研究で得られた知見は、学会や論文で発表する予定ですが、いずれの研究においても個々の患者様の個人情報については厳密に管理し、個人が特定されないような努力を最大限に行っております。
この研究の計画や方法について詳しくお知りになりたい場合や、この研究に検体やカルテ記録を利用することをご了解いただけない場合など、ご質問ご意見のある方は、下記へお問い合わせ下さい。
ながえ前立腺ケアクリニック
研究責任者(院長) 永江浩史
TEL: 053-522-5111 FAX: 053-522-5115

研究課題名

  • 過活動膀胱とフレイル・転倒リスクの関連性に関する横断研究
  • 下部尿路症状関連諸症状における困窮度評価
  • 閉経後骨粗鬆症リエゾンサービスの有効性(治療継続率)に関する後方視的研究
  • 多剤併用患者に対する減薬の取り組みに関する研究
  • 睡眠障害患者に対する認知行動療法の効果の検討
  • Male/LUTSに対するPDE5阻害薬の長期治療成績
  • 高齢Male/LUTS患者に対するPDE5阻害薬の有用性
  • 高齢者におけるオキシブチニン塩酸塩経皮吸収製剤の治療成績
  • 高齢者総合機能評価の臨床的意義についての研究
  • 前立腺癌ADT患者におけるサルコペニアのコホート研究