前立腺のお話
男性では、加齢とともにかなりの割合で前立腺にいくつかの問題が出てきます。
それが前立腺肥大症と前立腺がんです。
それが前立腺肥大症と前立腺がんです。
前立腺肥大症
ほとんどの男性の前立腺は歳とともに肥大し、尿の出にくさ・切れにくい等のほか、頻尿や尿のちびりといった症状が出やすくなります。「苦しくはないけど煩わしい」これらの症状のために、寝不足になったり好きだった旅行を諦めるたり、と生活の明るさ・快活さに響いてきます。その悩みが軽くなるように、いろいろなお薬が役立つ時代になっております。『歳だから仕方ない』なんて諦めずに、是非一度ご相談下さい。明るく楽しい暮らしを取り戻せるようにお手伝いいたします。
実際の検査と費用(1割負担の方の概算)
あたなに適したお薬を選ぶために、専門医で行う下記検査はどれも苦痛はありません。
超音波検査(エコー) | 約500円 |
下腹部にゼリーを塗って行う検査で、前立腺の大きさと変形がわかるほか、膀胱の病気の有無が確認できます。 正確な観察のために膀胱内の尿の貯まりが必要なため、少しお待ちいただく場合もあります。 |
尿流量検査 | 約200円 |
貯まった尿を機械に向かって出すと、それがグラフ化されて、尿の勢いや切れの悪さがよくわかります。 |
残尿測定 | 約50円 |
頻尿を治す薬を選んだり、服用中の薬が安全適切に効いているか確かめるのに、最も大切な検査です。 残尿の多い方(100ml以上)はそれを減らす薬を、または残尿の少ない方(50ml以下)には尿意の感知を鈍らすタイプの薬を、といった具合です。 |
検尿 | 約50円 |
排尿の症状の裏に常に潜む膀胱炎、膀胱がん、尿路結石などの病気の監視を続けるために常に行います。 |
PSA採血検査 | - |
前立腺がんのチェックに欠かせない検査です(次の項を参照下さい)。 |
その他 | - |
尿培養検査:膀胱炎などの原因菌をつきとめ、適切な抗生物質が選べるようにします。 尿細胞診:膀胱がんがないかどうかの確認に役立ちます。 その他の詳しい内容は下記サイトを参照ください(リンクは別ウィンドウで開きます) |
皆様の地域に「出前講座」でうかがいます
前立腺がん
前立腺がんの診断治療の多くが当院外来で可能です。
発見のきっかけは、PSAという血液検査で容易に可能です。50歳を過ぎたら是非一度チェックしてみてください。PSAが基準値(4.0ng/ml未満)より高い場合は、組織生検(当院では日帰りで実施)を受けた方がよいかどうかを私たち専門医にご相談いただくことをお勧めします。
万が一前立腺がんが見つかった場合でも、病状に応じた多くの治療法がご提供できます。主治医としっかり話し合いながら進んでいけば、今後のほぼ全ての生活をご自宅で(外来通院・在宅訪問ケア)全うすることができるのです。明るく楽しい暮らしを続けられるよう、是非私たちにお手伝いさせて下さい。
発見のきっかけは、PSAという血液検査で容易に可能です。50歳を過ぎたら是非一度チェックしてみてください。PSAが基準値(4.0ng/ml未満)より高い場合は、組織生検(当院では日帰りで実施)を受けた方がよいかどうかを私たち専門医にご相談いただくことをお勧めします。
万が一前立腺がんが見つかった場合でも、病状に応じた多くの治療法がご提供できます。主治医としっかり話し合いながら進んでいけば、今後のほぼ全ての生活をご自宅で(外来通院・在宅訪問ケア)全うすることができるのです。明るく楽しい暮らしを続けられるよう、是非私たちにお手伝いさせて下さい。
詳しい内容は下記サイトを参照ください(別ウィンドウで開きます)
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